御周知のように、Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)は、アジア、環太平洋諸国の化学工学に関する国際会議として2年に一度の間隔で実施されています。前回の日本開催は2004年北九州(第10回)でありました。昨今、アジア諸国の化学工学会の活動は活発化しており、日本の立場もこれまでの主導という立場から、協働してアジアの化学工学を発展させるという立場に移行しています。このような背景で、久しく開催ホスト国となっていないこと、日本の化学工学のプレゼンスを定期的に示す意味も含め、第18回(2019年予定)開催国として名乗りを挙げました。開催国は、第16回 大会(Melbourne, 27 September - 1 October 2015)でのプレゼンテーションによって決定されます。この際、メルボルンでの国際会議への日本からの発表件数、参加人数が熱心さの一つの評価項目になると想像されます。今月初めからアブストラクト受付が開始されております(http://www.apcche2015.org/)。会員各位には、是非、積極的に発表して頂きますよう、お願い申し上げます。