vol.20 (2016.4.11) | 学会本部活動通信

退任のご挨拶

拝啓  ようやく春らしくなってきましたが、会員のみなさま方におかれましては、ご健勝のことと存じます。  さて、小職4月22日の総会をもって、化学工学会会長を退任いたします。これまでの2年間、多大なるご支援を賜り心より御礼申し上げます。  2年前に多くの会員のみなさまの委託を受けて会長に就任し、いくつかの改革に臨んできました。社会との多面的な連携のしくみづくりを求めて種々取り組んでまいりましたが、ある程度進んだものもあった半面、逆に改悪になったのでは?と危惧するものもあります。まだ立ち上がったばかりの試みも多々ありますので、みなさまが良いと判断されるものはぜひ発展させて頂ければ有り難く存じます。  この2年間での最大の収穫は、化学工学分野の若手、学生諸氏が小生の認識以上にアクティブであることをしっかり感じ取れたことです。化学工学の企業、大学の若手の方には、益々プロとしての腕を磨いて頂き、当学会を盛り上げていって頂ければと期待しております。  最後になりましたが、2年間の稚拙な舵取りをご容赦頂ければ幸いです。会員のみなさまのご多幸と益々のご発展を祈念して、御礼のご挨拶とさせて頂きます。

敬具